2σ Guide

石川県の交通事故の
被害届の出し方

被害届、事故届、人身事故化、診断書、実況見分は別の役割を持ちます。警察への届出、医療機関受診、証拠保全、保険・弁護士相談まで、事故後に迷いやすい流れを整理します。

110番 事故発生の通報
119番 けが人がいる場合
#9110 警察相談専用電話
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石川県の交通事故の 被害届の出し方

被害届、事故届、人身事故化、診断書、実況見分は別の役割を持ちます。

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石川県の交通事故の 被害届の出し方
被害届、事故届、人身事故化、診断書、実況見分は別の役割を持ちます。
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2σ GUIDE ・ VIDEO

  • 石川県の交通事故の 被害届の出し方
  • 被害届、事故届、人身事故化、診断書、実況見分は別の役割を持ちます。

POINT 1

  • 石川県の交通事故の被害届の出し方を整理する
  • 1. 救護と安全確保:車両を安全な場所に移せる場合は移し、ハザードランプ、三角表示板、発炎筒等で二次事故を防ぎます。
  • 2. 119番・110番:けが人がいれば119番、事故発生は110番へ連絡します。
  • 3. 早期受診と診断書:首、頭、腰、しびれ、めまいなどは後から悪化することがあるため、整形外科、脳神経外科、救急外来などを受診します。
  • 4. 人身事故・被害届の扱いを確認:担当警察署の交通課に、診断書提出、人身事故扱い、事情聴取、実況見分、被害申告の手続を確認します。

POINT 2

  • 交通事故の被害届・事故届・人身事故・告訴の違い
  • 警察署で話がかみ合わない原因を、用語ごとに整理します。
  • 交通事故の相談では、読者が被害届と呼ぶものが、実際には事故届や人身事故化を指していることがあります。
  • 横に読むと、何を警察に求めているのかを言葉にしやすくなります。
  • 次の重要ポイントは、警察で確認する軸を示しています。

POINT 3

  • 石川県で被害届・事故届を出す場所
  • 緊急時は110番・119番、後日は事故発生地を管轄する警察署の交通課が基本です。
  • 事故直後は、被害届の様式を探すよりも110番と119番が優先されます。
  • 警察への届出は刑事・行政の入口であり、慰謝料や過失割合を直接決めるものではありません。
  • 警察対応と民事賠償対応を分けて読むことが重要です。

POINT 4

  • 石川県の交通事故で被害届を出す実務の流れ
  • 1. 事故発生:救護、安全確保、119番・110番、相手方情報と証拠の確保を行います。
  • 2. 痛み・けががある:首、頭、腰、しびれ、めまいなどを警察官と医師に具体的に伝えます。
  • 3. 診断書を取得:担当警察署に人身事故扱い、事情聴取、実況見分の要否を確認します。
  • 4. 物件事故の確認:後から症状が出た場合は早期受診し、警察へ連絡します。
  • 5. 逃走・飲酒・危険運転等の疑い:見た事実と推測を分け、証拠とともに被害申告や告訴の要否を相談します。

POINT 5

  • 交通事故の被害届に添付・持参したい資料
  • ドライブレコーダー
  • 上書き前に保存します。
  • 写真・動画
  • 車両位置、損傷、信号、標識、ブレーキ痕、落下物、路面状況を撮影します。

POINT 6

  • 交通事故の被害届・被害申告メモの書き方
  • 感情的な非難ではなく、日時、場所、行為、被害、証拠を特定して整理します。
  • 被害届や被害申告メモでは、警察が確認すべき事実を整理することが重要です。
  • 各行を埋めるように整理すると、警察署での説明がしやすくなります。
  • 断定できない事項は、正確な速度は分からないが通常より速く感じた、映像が残っている可能性がある、などと整理します。

POINT 7

  • 被害届と交通事故証明書・診断書の関係
  • 交通事故証明書の前提は警察への事故届、診断書は人身事故扱いの重要資料です。
  • 被害届、交通事故証明書、診断書は、それぞれ役割が違います。
  • 次の比較は、何のための資料か、どの手続で重要かを整理したものです。
  • 書類名だけでなく、後の保険請求・損害賠償・後遺障害でどう使われるかを読み取ってください。

POINT 8

  • 交通事故の被害届と刑事手続・民事賠償
  • 1. 警察の捜査:事情聴取、実況見分、証拠収集、相手方への聴取が行われることがあります。
  • 2. 検察官への送致:証拠に基づき、検察官が起訴・不起訴を判断します。
  • 3. 処分結果:被害者連絡制度などで重大事故の捜査状況や処分状況が伝えられることがあります。
  • 4. 賠償交渉:慰謝料、治療費、休業損害、逸失利益、過失割合は民事賠償・保険実務で検討します。

まとめ

  • 石川県の交通事故の 被害届の出し方
  • 石川県の交通事故の被害届の出し方を整理する:被害届という書面名だけでなく、事故届、人身事故化、診断書、実況見分を一体で確認します。
  • 交通事故の被害届・事故届・人身事故・告訴の違い:警察署で話がかみ合わない原因を、用語ごとに整理します。
  • 石川県で被害届・事故届を出す場所:緊急時は110番・119番、後日は事故発生地を管轄する警察署の交通課が基本です。
  • 本動画は一般的な情報提供であり、法律上の助言ではありません。記載の数値・金額・期間は目安です。個別事情で結論は変わります。
Overview

石川県の交通事故の被害届の出し方を整理する

被害届という書面名だけでなく、事故届、人身事故化、診断書、実況見分を一体で確認します。

石川県の交通事故の被害届の出し方を正確に理解するには、まず日常語として混同されやすい3つの手続を分ける必要があります。事故直後の警察への事故報告、けががある場合の診断書提出と人身事故化、犯罪被害を申告する狭義の被害届です。

交通事故では、警察に被害届を出したいと伝えても、実務上は交通事故の届出、人身事故への切替え、診断書提出、事情聴取、供述調書、実況見分として進むことが多くあります。重要なのは、書面名だけにこだわらず、事故態様、相手方の違反疑い、けが、証拠を具体的に記録してもらうことです。

次の3つの整理は、石川県で交通事故後に何を優先するかを示しています。左から順に、入口となる通報、けがを記録する手続、犯罪被害としての申告を読み分けてください。

事故届

110番と警察への事故報告

負傷者救護、二次事故防止、交通事故証明書、保険請求、後日の人身事故化の入口になります。

人身事故

診断書提出と実況見分

けががある場合、医師の診断書を提出し、人身事故扱いや事情聴取、実況見分の要否を確認します。

被害届

犯罪被害の申告

ひき逃げ、飲酒、無免許、信号無視、危険運転、故意の疑いなどを、事実と証拠に基づいて申告します。

事故直後は、書類作成よりも安全確保と証拠保全が優先されます。次の時系列は、最初に行う対応の順番を表しています。上から順に進めることで、医療・警察・保険・賠償で使う資料を残しやすくなります。

直後

救護と安全確保

車両を安全な場所に移せる場合は移し、ハザードランプ、三角表示板、発炎筒等で二次事故を防ぎます。

通報

119番・110番

けが人がいれば119番、事故発生は110番へ連絡します。相手が警察を呼ばないでほしいと言っても届出を省略しません。

医療

早期受診と診断書

首、頭、腰、しびれ、めまいなどは後から悪化することがあるため、整形外科、脳神経外科、救急外来などを受診します。

確認

人身事故・被害届の扱いを確認

担当警察署の交通課に、診断書提出、人身事故扱い、事情聴取、実況見分、被害申告の手続を確認します。

Section 01

交通事故の被害届・事故届・人身事故・告訴の違い

警察署で話がかみ合わない原因を、用語ごとに整理します。

交通事故の相談では、読者が被害届と呼ぶものが、実際には事故届や人身事故化を指していることがあります。次の比較表は、それぞれの目的と実務上の使われ方を整理したものです。横に読むと、何を警察に求めているのかを言葉にしやすくなります。

用語意味交通事故での位置づけ
被害届犯罪による被害を受けた事実を捜査機関に申告する届出ひき逃げ、飲酒、無免許、危険運転、故意の疑いなどで問題になります。
事故届・事故報告交通事故が発生したことを警察に届けること道路交通法上の報告、交通事故証明書、保険請求の入口になります。
人身事故交通事故で人がけがをした、または死亡した事故診断書提出、事情聴取、実況見分、刑事記録に関わります。
物件事故人の死傷がなく物の損壊にとどまる事故けがが後から出た場合は、人身事故扱いへの切替えを相談します。
告訴犯罪事実を申告し、犯人の処罰を求める意思表示重大事故や悪質事故、不起訴対応を見据える場面で検討されることがあります。

目的が事故を正式に記録してほしいのか、けがを人身事故として扱ってほしいのか、相手方の犯罪被害として申告したいのかを分けることが大切です。次の重要ポイントは、警察で確認する軸を示しています。

確認事故届、人身事故扱い、被害届、告訴は役割が違います。診断書、事情聴取、実況見分、供述調書、交通事故証明書のどれが作成・利用されるかを確認します。
Section 02

石川県で被害届・事故届を出す場所

緊急時は110番・119番、後日は事故発生地を管轄する警察署の交通課が基本です。

事故直後は、被害届の様式を探すよりも110番と119番が優先されます。後日、診断書提出、人身事故化、被害届、事情聴取、実況見分の日程調整をする場合は、原則として事故発生地を管轄する警察署の交通課に連絡します。次の表は、石川県内で確認される主な連絡先を用途別に整理したものです。

区分連絡先・概要使う場面
緊急通報110番。けが人がいる場合は119番も併用します。事故直後、救護、危険防止、警察臨場
警察相談専用電話#9110、または076-225-9110。警察に対する相談・要望
石川県警察本部076-225-0110。警察本部への相談・確認
高速道路交通警察隊076-269-0110。高速道路上の事故
主な警察署金沢中076-222-0110、金沢東076-253-0110、金沢西076-266-0110、小松0761-22-0110、白山076-216-0110、七尾0767-53-0110、輪島0768-22-0110、珠洲0768-82-0110など。事故発生地を管轄する警察署への後日連絡

警察への届出は刑事・行政の入口であり、慰謝料や過失割合を直接決めるものではありません。次の表は、賠償・示談・保険の相談先を役割別に整理したものです。警察対応と民事賠償対応を分けて読むことが重要です。

窓口主な役割確認したい内容
石川県交通事故相談賠償、示談、交通事故から生じる諸問題の相談電話・面接相談、弁護士助言の有無、予約
日弁連交通事故相談センター弁護士による交通事故相談、示談あっせん等相談対象、回数、予約方法
法テラス石川法制度案内、犯罪被害者支援、一定要件下の費用援助等収入・資産要件、予約、支援制度
交通事故紛争処理センター保険会社との示談がまとまらない場合の相談・あっせん対象外事案、利用条件
Section 03

石川県の交通事故で被害届を出す実務の流れ

現場対応、受診、診断書提出、事情聴取、実況見分、書面整理の順で進めます。

被害届や人身事故化の実務は、事故当日から後日にかけて段階的に進みます。次の判断の流れは、警察に何を伝え、どの資料を用意するかを順番で示しています。上から順に確認し、分岐ではけががあるか、犯罪性を申告したいかを読み取ってください。

事故後の警察対応の判断の流れ

事故発生

救護、安全確保、119番・110番、相手方情報と証拠の確保を行います。

痛み・けががある

首、頭、腰、しびれ、めまいなどを警察官と医師に具体的に伝えます。

あり
診断書を取得

担当警察署に人身事故扱い、事情聴取、実況見分の要否を確認します。

なし
物件事故の確認

後から症状が出た場合は早期受診し、警察へ連絡します。

逃走・飲酒・危険運転等の疑い

見た事実と推測を分け、証拠とともに被害申告や告訴の要否を相談します。

事故当日に警察官へ伝える事項は、後日の供述や実況見分の基礎になります。次の一覧は、現場で伝える内容を項目ごとに分けています。事故態様、けが、相手方の問題行動、証拠の所在を分けて伝えることが重要です。

場面伝える内容注意点
現場日時、場所、進行方向、道路状況、信号、標識、天候、路面状況分からないことは推測で断定しません。
けが首、頭、腰、膝、しびれ、めまい、救急搬送、後日の聴取意思痛みが軽くても、その時点の自覚を伝えます。
相手方速度感、ブレーキ、ウインカー、スマホ、飲酒臭、逃走、身元確認拒否見た事実と感じたことを分けます。
証拠目撃者、防犯カメラ、ドライブレコーダー、写真、車両損傷上書きや消去の前に保存可能性を確認します。

警察署で事情聴取を受ける際は、供述調書の記載内容が重要になります。署名の前に読み返し、自分の言っていないこと、ニュアンスが違うこと、重要な事実が抜けていることは、その場で修正を求めます。

Section 04

交通事故の被害届に添付・持参したい資料

本人確認、医療、事故態様、損害資料を分けて用意すると、警察・保険・賠償で説明しやすくなります。

被害届や人身事故化の相談では、資料を本人・事故の基本、医療、事故態様に分けると整理しやすくなります。次の表は、持参資料と目的を対応させたものです。左列で資料を確認し、右列で何を証明するための資料かを読み取ってください。

資料目的補足
本人確認資料届出人・被害者の確認運転免許証、マイナンバーカード等
車検証、自賠責、任意保険情報自車両と保険会社の確認保険会社への事故報告にも使います。
相手方情報事故当事者の特定氏名、住所、電話番号、車両番号、保険会社
事故現場メモ日時、場所、進行方向、信号、道路状況の整理地図や写真とあわせて確認します。
交通事故証明書保険請求・賠償請求の基礎資料警察への届出がないと発行されないことがあります。

医療資料は、けがの存在、人身事故扱い、後日の損害賠償、後遺障害申請の基礎になります。次の表では、どの資料が何を支えるかを整理しています。診断書だけでなく、症状の推移や画像資料も重要です。

医療資料目的注意点
診断書人身事故扱い、傷害内容の確認、刑事手続の入口警察提出用が必要か担当警察署に確認します。
診療明細書・領収書治療実態、損害額の資料保険請求や賠償請求で使います。
画像検査資料の存在情報骨折、脱臼、脳出血、脊髄損傷等の確認後遺障害の検討でも重要です。
通院メモ症状の推移、日常生活への影響、休業状況痛みやしびれの連続性を説明しやすくします。

事故態様を示す証拠は時間とともに失われます。次の一覧は、早期保存が必要な証拠をまとめたものです。証拠の種類ごとに、保存期限や上書きリスクを読み取ってください。

ドライブレコーダー

上書き前に保存します。前後カメラ、音声、GPS情報も確認します。

写真・動画

車両位置、損傷、信号、標識、ブレーキ痕、落下物、路面状況を撮影します。

防犯カメラ

店舗、駐車場、バス、タクシー、マンション、交差点周辺の映像は保存期間が短いことがあります。

目撃者情報

氏名、連絡先、見ていた位置、見た内容を整理します。

衣服・ヘルメット等

歩行者、自転車、バイク事故では衝突部位の証拠になり得ます。

Section 05

交通事故の被害届・被害申告メモの書き方

感情的な非難ではなく、日時、場所、行為、被害、証拠を特定して整理します。

被害届や被害申告メモでは、警察が確認すべき事実を整理することが重要です。次の表は、書面に入れる代表項目と書き方の注意点を対応させています。各行を埋めるように整理すると、警察署での説明がしやすくなります。

項目書く内容注意点
届出人・被害者住所、氏名、電話番号、生年月日、職業、被害者との関係本人確認資料と一致させます。
事故日時・場所年月日、時刻、石川県内の市町名、交差点、道路名、店舗前など不明な時刻は「ころ」として無理に断定しません。
相手方氏名、住所、車両番号、車種・色、保険会社分かる範囲で記載します。
事故概要自分と相手の進行方向、衝突部位、信号、一時停止、安全確認見た事実と推測を分けます。
被害内容診断名、通院状況、車両損傷、衣服・持ち物の損傷、生活や仕事への影響診断書、写真、見積書と対応させます。
相手方の問題行動逃走、飲酒臭、スマホ使用、信号無視、速度超過などの疑い断定できない場合は「見えた」「感じた」と表現します。
証拠・希望事項診断書、写真、映像、目撃者、防犯カメラ、今後の連絡先確認証拠の所在を具体的に示します。

避けたいのは、確認していない速度や故意を断定すること、相手方の人格攻撃を長く書くこと、医学的根拠なく後遺障害を断定すること、警察・保険会社・医師への説明が食い違うことです。断定できない事項は、正確な速度は分からないが通常より速く感じた、映像が残っている可能性がある、などと整理します。

書き方被害届は、感情的な非難文ではなく、捜査機関が事実を確認できるように、日時、場所、行為、被害、証拠を整理する書面です。
Section 06

被害届と交通事故証明書・診断書の関係

交通事故証明書の前提は警察への事故届、診断書は人身事故扱いの重要資料です。

被害届、交通事故証明書、診断書は、それぞれ役割が違います。次の比較は、何のための資料か、どの手続で重要かを整理したものです。書類名だけでなく、後の保険請求・損害賠償・後遺障害でどう使われるかを読み取ってください。

資料・手続役割注意点
交通事故証明書交通事故があったことを公的に証明する資料警察への届出がない事故は発行されないことがあります。人身事故は事故発生から5年、物件事故は3年を経過すると原則交付できないとされています。
診断書けがの存在、診断名、治療見込みを示す医学資料被害届の代わりではありませんが、人身事故扱いの判断で重要です。
被害届犯罪被害を捜査機関へ申告する届出交通事故では事情聴取、実況見分、人身事故処理と組み合わさることがあります。

事故から時間が経ってから初めて受診した場合、事故との因果関係や症状の連続性が争われることがあります。次の重要ポイントは、早期受診と診断書提出の意味を整理しています。

早期対応痛みや違和感がある場合は、早めに医療機関を受診し、事故日時、衝突方向、症状の出現時期、痛みの部位、既往症との違いを医師へ具体的に伝えます。
Section 07

交通事故の被害届と刑事手続・民事賠償

被害届は刑事手続の入口であり、慰謝料や過失割合を直接決めるものではありません。

被害届を出した場合でも、相手方が必ず逮捕・起訴されるわけではありません。次の判断の流れは、警察の捜査から検察官の判断、民事賠償への影響を整理しています。上段は刑事手続、下段は民事・保険の確認として読み分けてください。

刑事手続と民事賠償の関係

警察の捜査

事情聴取、実況見分、証拠収集、相手方への聴取が行われることがあります。

検察官への送致

証拠に基づき、検察官が起訴・不起訴を判断します。

刑事
処分結果

被害者連絡制度などで重大事故の捜査状況や処分状況が伝えられることがあります。

民事
賠償交渉

慰謝料、治療費、休業損害、逸失利益、過失割合は民事賠償・保険実務で検討します。

警察官が民事上の過失割合を最終決定するわけではありません。ただし、実況見分、供述調書、交通事故証明書、事故態様の記録は、後の保険交渉や裁判で重要な事実資料になることがあります。

ひき逃げや無保険車事故では、自賠責保険、政府保障事業、自分の人身傷害保険、無保険車傷害保険を検討します。警察への届出、事故証明、相手方特定に向けた捜査、医療資料、損害資料が特に重要です。

Section 08

交通事故の類型別に見る被害届の注意点

ひき逃げ、飲酒、信号無視、自転車・歩行者、子ども・高齢者では残すべき事実が違います。

事故類型により、警察へ伝えるべき事実と保存すべき証拠は変わります。次の注意点一覧は、類型ごとに重点を置く証拠を整理したものです。どの行でも、見た事実と推測を分けることが重要です。

ひき逃げ・当て逃げ

ナンバー、車種、色、逃走方向、時間、損傷部位、防犯カメラ、ドライブレコーダー、目撃者を早期に伝えます。

飲酒運転被害

酒のにおい、ろれつ、足取り、車内の酒類、事故後飲酒の疑いを直ちに警察へ伝えます。

信号無視・一時停止無視

信号周期、交差点構造、停止線、右左折レーン、歩行者用信号、映像、目撃者を確認します。

自転車・歩行者事故

身体の打撲部位、衣服・靴・ヘルメット・自転車の損傷、路面痕跡を残します。

子ども・高齢者

事故状況の説明が難しい場合があり、家族が警察、医療、学校、介護関係者と連携して症状変化を記録します。

通勤・業務中事故

警察届出、診断書、事故証明に加え、勤務先報告、労災、健康保険、任意保険、自賠責の調整を確認します。

Section 09

石川県の交通事故の被害届でよくある質問

個別事情で結論が変わるため、一般的な制度説明として整理します。

交通事故で被害届を出さないと慰謝料を請求できませんか

一般的には、慰謝料や治療費は民事賠償の問題であり、被害届の有無だけで決まるものではありません。ただし、警察への事故届、人身事故扱い、診断書、交通事故証明書、実況見分は事故の事実や受傷を裏付ける重要資料になる可能性があります。具体的な対応は資料を整理したうえで専門家へ相談する必要があります。

物損事故でも被害届は出せますか

一般的には、物損事故は交通事故の届出・物件事故として処理されることが多いです。ただし、逃走、故意の損壊、飲酒、無免許、危険運転など犯罪性が疑われる事情がある場合は、具体的事実を警察に説明する必要があります。

診断書を出せば被害届を出したことになりますか

一般的には、診断書は医学資料であり、被害届は犯罪被害の申告です。両者は別です。ただし、診断書提出は人身事故扱いの重要な入口になり、事情聴取や実況見分、事件処理に影響する可能性があります。

事故から数日後でも人身事故にできますか

一般的には、事故後に症状が出て医療機関で診断を受けた場合、担当警察署へ連絡して相談します。一律の日数だけで決まるものではありませんが、遅くなるほど事故と傷害の因果関係や証拠が問題になりやすくなります。

相手が警察を呼ばないでと言っています

一般的には、交通事故では警察への報告が必要とされています。届出がなければ交通事故証明書の発行を受けられないことがあり、後でけが、車両損傷、保険、過失割合で争いになる可能性があります。安全確保と110番への連絡が優先される対応とされています。

被害届を出したら示談してはいけませんか

一般的には、示談自体が常に禁止されるわけではありません。ただし、示談書の内容により、後の損害賠償、刑事処分、保険請求に影響する可能性があります。治療中、後遺障害の可能性、悪質事故、金額の妥当性が不明な場合は、示談前に専門家へ相談する必要があります。

警察は過失割合を決めてくれますか

一般的には、警察は事故捜査を行いますが、民事上の過失割合を最終決定する機関ではありません。過失割合は保険会社間の交渉、弁護士交渉、裁判で争われます。ただし、実況見分や供述調書など警察資料は判断資料になる可能性があります。

Section 10

石川県の交通事故で使う実践チェックリスト

事故直後、翌日以降、警察署持参資料を分けて確認します。

最後に、実際の行動を3段階で整理します。次の時系列は、事故直後、翌日以降、警察署へ行く前に分けて、抜けやすい項目を確認するためのものです。上から順に、自分の状況に当てはまる資料を確認してください。

事故直後

救護・通報・証拠

けが人の救護、119番・110番、相手方情報、現場写真、目撃者、防犯カメラ、ドライブレコーダー、警察官への痛みや違反疑いの説明、担当連絡先の確認を行います。

翌日以降

受診・診断書・保険

医療機関受診、診断書の要否確認、担当警察署への連絡、保険会社への事故報告、映像保存、通院・症状・休業記録、弁護士費用特約の確認を行います。

警察署

持参資料

本人確認資料、診断書、事故現場メモ、相手方情報、車検証・保険情報、写真・動画、修理見積書、目撃者情報、通院メモ、被害申告メモ案を整理します。

石川県の交通事故の被害届の出し方で最も重要なのは、被害届という言葉だけにこだわらず、事故直後から証拠と医療資料を整え、警察に事故を正式に届け、けががあれば診断書を提出して人身事故としての扱いを確認することです。相手の逃走、飲酒、危険運転、信号無視、無保険などが疑われるなら、その事実を具体的に伝えます。

Reference

この記事の参考情報源

警察・刑事手続

  • 警察庁「迅速・確実な被害の届出の受理について」
  • 警察庁「交通事故被害者等への対応」
  • 石川県警察「交通事故の被害者とその家族のために」
  • 石川県警察本部「交通事故でお困りの方へ」
  • 法務省「犯罪被害者の方々へ」

事故証明・保険・法令

  • 自動車安全運転センター「交通事故に関する証明書」
  • 国土交通省「自賠責保険・共済ポータルサイト」
  • 損害保険料率算出機構「自賠責の損害調査に関するよくある質問」
  • e-Gov法令検索「道路交通法」
  • e-Gov法令検索「刑事訴訟法」
  • e-Gov法令検索「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律」
  • e-Gov法令検索「犯罪捜査規範」

石川県の相談情報

  • 石川県「交通事故相談」
  • 法テラス石川