2σ Guide

メール相談で交通事故の概要を
正確に伝えるテンプレート

初回メールでは、長い主張よりも、事故日時、場所、当事者、事故態様、けが、通院、警察届出、保険、証拠、交渉状況、現在の困りごとを時系列で整理することが大切です。

10項目初回相談で伝える核
5W1H事故態様の整理軸
3段階事実・資料・相談事項
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メール相談で交通事故の概要を 正確に伝えるテンプレート

よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。

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メール相談で交通事故の概要を 正確に伝えるテンプレート
よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。
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2σ GUIDE ・ VIDEO

  • メール相談で交通事故の概要を 正確に伝えるテンプレート
  • よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。

POINT 1

  • 交通事故メール相談テンプレートの全体像
  • よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。
  • 事件類型
  • 損害の輪郭
  • 証拠と希望

POINT 2

  • 交通事故の概要とは何を指すのか
  • 1. 1. 事実:いつ、どこで、誰が、何をしたか。
  • 2. 2. 現在の状態:症状、通院、仕事や生活への影響、資料の有無を記載します。
  • 3. 3. 相談したい点:治療費打切り、過失割合、後遺障害、示談案、刑事手続などを列挙します。

POINT 3

  • 交通事故メール相談より先に行う初動対応
  • 1. 身の安全を確保する:車両停止、二次事故防止、負傷者救護を優先します。
  • 2. 110番し、事故を届ける:交通事故証明書は、警察への届出がない事故では申請できないとされています。
  • 3. 痛みや違和感があれば早めに受診する:事故当日または早期に受診し、医師の診断名、症状、検査、治療内容をメールに書けるようにします。
  • 4. 現場、車両、けが、相手情報を残す:写真、動画、目撃者、保険会社情報、事故受付番号、相手方との連絡内容を整理します。

POINT 4

  • メール相談で交通事故の概要を伝える文例
  • 最短版、標準版、物損のみ、後遺障害、業務中・通勤中、死亡・重傷事故の6パターンを使い分けます。
  • 最短版 ― まず相談可否を確認したい場合
  • 標準版 ― 人身事故で資料がある場合
  • 事故情報

POINT 5

  • 交通事故メール相談で保険・補償情報を分けて書く
  • 1. 送信先を確認:公式サイトのメールアドレス、問い合わせフォーム、相談予約メールかを確認します。
  • 2. 資料名を整理:01_交通事故証明書、02_診断書、03_示談案のように内容が分かる名前にします。
  • 3. 必要範囲に絞る:初回から大量の画像や長時間動画を送るより、一覧を示し、送付方法を確認します。

POINT 6

  • 交通事故メール相談の添付資料と時系列表
  • 資料は多ければよいのではなく、本文の項目と対応する形で整理されていることが重要です。
  • 代表的な添付資料
  • 時系列表の書き方
  • 事故態様は5W1Hで書く

POINT 7

  • 交通事故メール相談で避けたい表現と送信前チェック
  • 感情的な評価や断定ではなく、事実、資料、相談事項を分けると、初回相談の質が上がります。
  • 慎重に書くべき表現
  • 弁護士が初回メールで注目する危険信号
  • 送信前チェックリスト

POINT 8

  • 交通事故メール相談テンプレートのよくある質問
  • 回答は一般的な情報です。具体的な対応は事故態様、証拠、時期、保険契約によって変わります。
  • Q1. 事故相手の氏名や住所を初回メールに書くべきですか
  • Q2. 交通事故証明書がまだありません。相談できますか
  • Q3. 診断書がまだありません。メール相談してよいですか

まとめ

  • メール相談で交通事故の概要を 正確に伝えるテンプレート
  • 交通事故メール相談テンプレートの全体像:よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。
  • 交通事故の概要とは何を指すのか:「追突されました」という一文ではなく、専門家が検討を始めるための最小限の構造化情報です。
  • 交通事故メール相談より先に行う初動対応:事故直後は、メール作成よりも安全確保、救護、警察届出、医療機関受診が優先される場面があります。
  • 本動画は一般的な情報提供であり、法律上の助言ではありません。記載の数値・金額・期間は目安です。個別事情で結論は変わります。
Overview

交通事故メール相談テンプレートの全体像

よい相談メールは、専門家が初期評価を始めるための情報を、短く、順番に、資料と対応づけて伝えます。

交通事故の相談メールは、長ければよいわけではありません。弁護士が初期判断で知りたいのは、感情的な訴えの量ではなく、事故日時、場所、当事者、事故態様、けが、通院、警察届出、保険、証拠、交渉状況、現在の困りごとが矛盾なく整理されているかです。

このページのテンプレートは、単なる文章例ではなく、交通事故実務で後から争点になりやすい情報を初回メールの段階で過不足なく提示するための情報設計です。相談先に結論を急がせるより、判断材料を渡すことを優先します。

要点初回メールは、勝ち負けの主張を長く書く場ではありません。緊急性、事件類型、損害の輪郭、証拠の有無、相談者の希望を短時間で把握できる形にします。
1

緊急性

治療、警察対応、示談書、保険会社の期限、時効など、すぐ対応すべき問題があるかを伝えます。

2

事件類型

人身事故、物損事故、自転車事故、歩行者事故、通勤中事故、死亡事故、ひき逃げ、無保険事故などを整理します。

3

損害の輪郭

治療費、休業損害、慰謝料、後遺障害、物損、逸失利益、介護費、将来費用などを区分します。

4

証拠と希望

交通事故証明書、診断書、写真、映像、示談案などの資料と、相談したい内容を対応づけます。

メールに入れる10項目

項目書く内容実務上の意味
事故日時・場所発生日、時刻、道路名、交差点、天候、信号、標識事故証明、実況見分、過失割合、証拠確認の起点になります。
当事者自分、相手、同乗者、歩行者、自転車、車両、保険会社請求先、利益相反、保険利用、責任主体の確認に必要です。
事故態様追突、右直、出会い頭、車線変更、駐車場内、横断歩道など過失割合、回避可能性、映像確認に関係します。
負傷・治療診断名、症状、通院先、入院、手術、リハビリ、服薬損害額、治療継続、後遺障害、休業損害に関係します。
警察・保険・証拠届出、人身・物損扱い、自賠責、任意保険、労災、写真、映像公的記録、支払窓口、証拠化、示談交渉の土台になります。
Section 01

交通事故の概要とは何を指すのか

「追突されました」という一文ではなく、専門家が検討を始めるための最小限の構造化情報です。

交通事故の概要とは、単に短い説明を書くことではありません。事故の基本情報、当事者、事故態様、負傷・治療、警察対応、保険対応、証拠、交渉状況、相談したいことを、矛盾なく並べた情報の集合です。

区分書くべき内容相談先が確認する意味
事故の基本情報発生日、時刻、場所、天候、道路状況、信号・標識事故証明、実況見分、過失割合、証拠確認の起点になります。
当事者情報自分、相手、同乗者、歩行者、自転車、車両、保険会社利益相反確認、請求先、保険利用、責任主体の確認に必要です。
負傷・治療診断名、症状、初診日、通院頻度、検査、仕事や生活への影響事故との因果関係、治療の必要性、損害額、後遺障害に関係します。
証拠ドラレコ、防犯カメラ、写真、修理見積、診断書、領収書事故態様・損害・因果関係を支える資料になります。
交渉状況保険会社の主張、提示額、治療費打切り、示談案、期限介入の必要性、緊急性、争点を判断する材料になります。

主張と事実を分けて書く

相談メールでは、「相手が悪い」「保険会社が不誠実」といった評価だけでは判断しにくくなります。評価語を使う場合も、事実、認識、相談したい点を分けると伝わりやすくなります。

伝わりやすい整理の順番

1. 事実

いつ、どこで、誰が、何をしたか。相手保険会社から何と言われたか。

2. 現在の状態

症状、通院、仕事や生活への影響、資料の有無を記載します。

3. 相談したい点

治療費打切り、過失割合、後遺障害、示談案、刑事手続などを列挙します。

注意初回メールだけで個別の結論が決まるわけではありません。事故態様、証拠、診断内容、保険契約、時期によって判断が変わるため、資料を整理して相談することが重要です。
Section 02

交通事故メール相談より先に行う初動対応

事故直後は、メール作成よりも安全確保、救護、警察届出、医療機関受診が優先される場面があります。

交通事故が発生した直後で、まだ安全確保や警察届出、医療機関受診が済んでいない場合、弁護士へのメールよりも優先すべき行動があります。道路交通法上、事故があったときは停止、負傷者救護、危険防止、警察官への報告が基本とされています。

直後

身の安全を確保する

車両停止、二次事故防止、負傷者救護を優先します。意識障害、頭部外傷、胸腹部痛、強いしびれ、歩行困難がある場合は救急対応が重要です。

警察

110番し、事故を届ける

交通事故証明書は、警察への届出がない事故では申請できないとされています。物損扱いでも記録化が大切です。

医療

痛みや違和感があれば早めに受診する

事故当日または早期に受診し、医師の診断名、症状、検査、治療内容をメールに書けるようにします。

記録

現場、車両、けが、相手情報を残す

写真、動画、目撃者、保険会社情報、事故受付番号、相手方との連絡内容を整理します。

医療情報は自己判断ではなく診断名を中心に書く

たとえば「むち打ち」は日常語としてよく使われますが、外傷性頚部症候群、神経根症、脊髄損傷など医師の専門的診断が必要な場合があります。メールでは、診断書に書かれた名称、症状、検査、治療、仕事や生活への影響を分けます。

項目書き方の例
初診日事故当日、翌日、3日後など。事故から受診までの日数を書きます。
診断名診断書に記載された名称をそのまま書きます。
症状首痛、腰痛、しびれ、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、不眠、記憶障害など。
検査・治療X線、CT、MRI、神経学的検査、投薬、リハビリ、手術、装具など。
生活への影響欠勤、時短、家事困難、運転困難、介助の必要性など。
安全人命・安全に関わる場面では、119番・110番への連絡や医療機関の受診が一般に優先される対応とされています。メール作成は、その後に落ち着いて行います。
Section 03

メール相談で交通事故の概要を伝える文例

最短版、標準版、物損のみ、後遺障害、業務中・通勤中、死亡・重傷事故の6パターンを使い分けます。

初回メールでは、相談先がすぐに事故の全体像を把握できるよう、件名、宛名、一文目、事故概要、けが、保険、証拠、相談したい点を順番に書きます。長文にする場合でも、見出しを付けて読みやすくします。

最短版 ― まず相談可否を確認したい場合

件名交通事故の相談希望 ― 追突事故・頚椎捻挫・治療費打切りの件
順番本文に入れる内容
1〇月〇日〇時頃、〇〇市〇〇交差点付近で、信号待ち停止中に後方車両から追突されました。
2事故翌日に整形外科を受診し、診断書では頚椎捻挫とされています。現在も首痛と右手のしびれがあり、週2回通院中です。
3警察には届出済みで、相手方任意保険会社から治療費一括対応を受けています。
4相手保険会社から〇月末で治療費を終了すると言われました。対応方法と後遺障害申請の可能性について相談したいです。

標準版 ― 人身事故で資料がある場合

基本

事故情報

発生日、時刻、場所、事故態様、信号、車両、同乗者、警察届出、人身・物損扱いを書きます。

医療

けがと治療

初診日、医療機関、診断名、症状、検査、通院頻度、入院・手術、仕事や生活への影響を書きます。

保険

保険と交渉

相手任意保険、自分の人身傷害、弁護士費用特約、労災、健康保険、示談案、治療費打切りを分けます。

資料

証拠と相談事項

事故証明、診断書、診療明細、写真、映像、修理見積、相手保険会社とのメール、相談したい点を列挙します。

事故類型別の追加項目

類型追加して書く内容注意点
物損のみ車両損傷、修理見積、時価額、代車、評価損、相手方の提示額人身の痛みが少しでもある場合は、医療機関受診の有無も書きます。
後遺障害を意識すべき場合症状の残存、MRIなどの検査、しびれ、可動域制限、医師の説明、症状固定の話自己判断で等級を決めつけず、資料と症状経過を中心にします。
業務中・通勤中勤務中か通勤中か、会社報告、労災手続、休業、給与、第三者行為災害の状況労災、自賠責、任意保険、健康保険の関係を分けて書きます。
死亡事故・重傷事故死亡日、葬儀、遺族関係、刑事手続、被害者参加、逸失利益、慰謝料、生活再建緊急性が高いため、メールだけでなく早期相談も検討します。

完成形の短い例

件名は「交通事故の相談希望 ― 〇月〇日追突事故・治療費打切りの件」のように、事故類型と相談したい点を入れます。本文の冒頭では、「交通事故の件で相談を希望しています。概要と相談したい点を以下に整理します」と書くと、相談先が読み進めやすくなります。

本文例事故日時、場所、事故態様、けが、通院、警察届出、保険会社、証拠、現在困っていること、希望する相談内容の順に記載します。添付資料はファイル名を本文内で対応づけると確認しやすくなります。
Section 04

交通事故メール相談で保険・補償情報を分けて書く

自賠責、任意保険、労災、健康保険、人身傷害、弁護士費用特約を一括りにしないことが大切です。

交通事故のメール相談では、保険関係を「保険会社」とだけ書くと判断しにくくなります。相手方自賠責、相手方任意保険、自分の任意保険、労災保険、健康保険、共済を分けると、支払窓口や手続の見通しを確認しやすくなります。

区分確認する内容メールでの書き方
相手方自賠責自賠責保険会社、証明書番号、被害者請求の検討状況分からなければ「未確認」と書きます。
相手方任意保険担当保険会社、担当者名、事故受付番号、一括対応の有無電話で言われた内容と日付を残します。
自分の任意保険人身傷害、搭乗者傷害、車両保険、弁護士費用特約保険証券やアプリで確認した範囲を書きます。
労災保険業務中・通勤中事故か、会社報告、労基署への手続状況第三者行為災害に当たる可能性があるため、会社対応も書きます。
健康保険第三者行為による傷病届、保険者への連絡状況治療費打切り後に健康保険を使う可能性がある場合も書きます。

個人情報・医療情報を送るときの注意

初回メールでは、相談受付に必要な範囲で情報を送ることが基本です。診断書、示談案、保険会社からの書面などを添付する場合は、送信先が正しいか、ファイル名で内容が分かるか、不要な第三者情報が含まれていないかを確認します。

添付前の確認

送信先を確認

公式サイトのメールアドレス、問い合わせフォーム、相談予約メールかを確認します。

資料名を整理

01_交通事故証明書、02_診断書、03_示談案のように内容が分かる名前にします。

必要範囲に絞る

初回から大量の画像や長時間動画を送るより、一覧を示し、送付方法を確認します。

個人情報医療情報や相手方情報は慎重に扱う必要があります。初回メールでは、相談に必要な範囲に絞り、詳細資料は相談先の案内に従って送るのが実務的です。
Section 05

交通事故メール相談の添付資料と時系列表

資料は多ければよいのではなく、本文の項目と対応する形で整理されていることが重要です。

代表的な添付資料

資料役割ファイル名の例
交通事故証明書事故日時、場所、当事者を公的に確認する資料です。01_交通事故証明書.pdf
診断書・診療明細診断名、治療内容、通院、費用を示します。02_診断書_頚椎捻挫.pdf
事故現場・車両写真事故態様、損傷、道路状況、信号、停止位置を示します。03_事故現場写真.zip
ドラレコ・防犯カメラ過失割合や事故態様の確認に役立ちます。04_ドラレコ映像あり_送付方法相談.txt
保険会社の書面治療費打切り、示談案、過失割合、提示額を確認します。05_相手保険会社示談案.pdf
勤務先資料休業損害、賞与減額、労災、収入資料を確認します。06_休業損害証明書.pdf

時系列表の書き方

交通事故相談では、時系列表があると、事故後の治療、保険会社対応、警察対応、仕事への影響が整理しやすくなります。日付、出来事、資料、現在の争点を横並びで書くと、相談先が短時間で把握できます。

日付出来事資料相談したい点
〇月〇日事故発生。信号待ち停止中に追突。現場写真、相手情報事故態様と過失割合
〇月〇日整形外科を初診。頚椎捻挫と診断。診断書、領収書治療継続の必要性
〇月〇日相手保険会社から治療費終了の連絡。電話メモ、メール治療費打切りへの対応
現在首痛としびれが残り通院中。診療明細、症状メモ後遺障害申請の見通し

事故態様は5W1Hで書く

When

いつ

発生日、時刻、通勤中・業務中・休日などを記載します。

Where

どこで

道路名、交差点名、駐車場、横断歩道、車線、信号、標識を書きます。

Who

誰が

自分、相手、同乗者、歩行者、自転車、車両所有者、勤務先を整理します。

How

どのように

追突、右直、車線変更、出会い頭、Uターン、駐車場後退などの動きを書きます。

Section 06

交通事故メール相談で避けたい表現と送信前チェック

感情的な評価や断定ではなく、事実、資料、相談事項を分けると、初回相談の質が上がります。

慎重に書くべき表現

避けたい表現伝わりやすい表現
相手が全部悪いです。こちらは停止中で、後方から追突されました。ドラレコ映像があります。
保険会社がひどいです。〇月〇日の電話で、〇月末で治療費を終了すると言われました。
むち打ちなので高額慰謝料を取りたいです。診断書では頚椎捻挫と記載され、首痛と右手のしびれが残っています。
絶対に後遺障害です。症状が残っているため、後遺障害申請を検討すべきか相談したいです。

弁護士が初回メールで注目する危険信号

  • 保険会社から治療費打切りや示談期限を告げられている。
  • 示談書、免責証書、承諾書、同意書への署名を求められている。
  • 症状が残っているのに、症状固定や治療終了の話が出ている。
  • 過失割合や事故態様に大きな争いがある。
  • 死亡事故、重傷事故、高次脳機能障害、脊髄損傷、骨折、手術、長期入院がある。
  • 業務中・通勤中事故で、労災と任意保険の調整が必要になっている。
  • 相手が無保険、ひき逃げ、連絡拒否、刑事手続が進行中である。

送信前チェックリスト

区分確認事項
内容事故日時、場所、事故態様、けが、通院、警察届出、保険、証拠、交渉状況、相談事項を書いたか。
表現感情的評価だけになっていないか。事実と自分の認識を分けたか。断定しすぎていないか。
資料添付ファイル名は分かりやすいか。容量が大きすぎないか。動画は送付方法を相談する形にしたか。
個人情報送信先が正しいか。不要な第三者情報や公開不要の情報を含めていないか。
希望面談希望、電話希望、オンライン希望、回答期限、相談したい範囲を明記したか。
件名よい件名は「交通事故の相談希望 ― 〇月〇日追突事故・治療費打切りの件」のように、事故類型と相談事項が分かる形です。「助けてください」「至急」だけでは内容が伝わりにくくなります。
FAQ

交通事故メール相談テンプレートのよくある質問

回答は一般的な情報です。具体的な対応は事故態様、証拠、時期、保険契約によって変わります。

Q1. 事故相手の氏名や住所を初回メールに書くべきですか

一般的には、相談先が利益相反や請求先を確認するため、相手方の氏名や保険会社名が分かる範囲で役立つことがあります。ただし、個人情報の扱いには注意が必要です。送信先や相談方法によって適切な範囲は変わるため、詳細資料は相談先の案内に従う必要があります。

Q2. 交通事故証明書がまだありません。相談できますか

一般的には、交通事故証明書が未取得でも相談自体は可能な場合があります。ただし、警察への届出がない事故では証明書を申請できないとされているため、届出状況、事故日時、場所、相手情報を整理して伝えることが重要です。

Q3. 診断書がまだありません。メール相談してよいですか

一般的には、診断書が未取得でも、初診日、医療機関、医師から聞いた診断名、症状、検査予定を記載して相談できることがあります。ただし、症状や治療の見通しは医師の診断により変わるため、受診と資料取得を進める必要があります。

Q4. 保険会社から示談案が届きました。メールに全部写してよいですか

一般的には、示談案の金額、損害項目、過失割合、回答期限は重要です。ただし、長い書面を本文に貼り付けるより、PDF等で添付し、本文では要点と相談したい点を整理する方が確認しやすい場合があります。

Q5. 自分にも過失がありそうで、相談しにくいです

一般的には、自分にも過失がある可能性がある場合でも、過失割合、保険利用、損害額、示談内容の確認が必要になることがあります。事故態様や証拠関係で結論は変わるため、自己判断で諦めず、事実を整理して相談することが大切です。

Q6. ドラレコ映像は初回メールに添付すべきですか

一般的には、映像の有無は必ず伝えるべき重要情報です。ただし、容量が大きい場合は初回から添付せず、保存していること、映像の長さ、事故場面が映っているかを本文で示し、送付方法を相談するのが実務的です。

Q7. 事故から数か月経っていても相談できますか

一般的には、事故から時間が経っていても相談できる場合があります。ただし、時効、治療経過、症状固定、示談書への署名、証拠保存の問題が生じる可能性があります。具体的な見通しは資料を整理したうえで専門家へ相談する必要があります。

Q8. メールだけで賠償額を正確に計算してもらえますか

一般的には、初回メールだけで正確な賠償額を確定することは難しいとされています。診断書、通院期間、後遺障害、収入資料、過失割合、保険契約などで結論が変わるため、概算や確認事項の提示にとどまる可能性があります。

Q9. 弁護士に相談する前に保険会社へ返信してよいですか

一般的には、事実確認や資料送付など急ぎでない内容は問題になりにくいこともあります。ただし、示談案への同意、治療終了の承諾、免責証書への署名などは法的効果が生じる可能性があります。具体的な対応は資料を整理して専門家へ相談する必要があります。

Q10. メール本文は何文字くらいがよいですか

一般的には、最初のメールは長すぎない方が読まれやすいです。まず概要を1,000字前後で整理し、詳しい時系列や資料は見出しや添付で補う方法が考えられます。ただし、死亡事故や重傷事故などでは必要情報が増えるため、相談先の案内に従って調整します。

Section 07

交通事故メール相談の完成形サンプル

実際に送る場合は、事案に合わせて不要な項目を削り、事実と資料に沿って調整します。

本文サンプル

件名交通事故の相談希望 ― 〇月〇日追突事故・治療費打切りの件

相談先 御中

交通事故の件で相談を希望しています。概要と相談したい点を以下に整理します。

  1. 事故日時・場所 ― 〇年〇月〇日〇時頃、〇〇市〇〇交差点付近。
  2. 事故態様 ― 信号待ちで停止中、後方車両に追突されました。警察へ届出済みです。
  3. けが・治療 ― 事故翌日に整形外科を受診し、診断書では頚椎捻挫と記載されています。現在も首痛と右手のしびれがあり、週2回通院中です。
  4. 保険対応 ― 相手方任意保険会社が治療費一括対応中ですが、〇月末で終了すると言われています。自分の保険に弁護士費用特約があるか確認中です。
  5. 証拠 ― 交通事故証明書、診断書、診療明細、車両写真、相手保険会社からのメールがあります。ドラレコ映像も保存しています。
  6. 相談したい点 ― 治療費打切りへの対応、後遺障害申請の可能性、示談前に確認すべきことを相談したいです。

面談またはオンライン相談を希望します。必要な資料があればご指示ください。

専門職別に見た実務上の意味

視点このテンプレートが役立つ理由
警察・現場対応事故日時、場所、届出、人身・物損扱い、実況見分の有無を確認できます。
医師・医療初診日、診断名、症状、検査、治療継続、後遺障害の可能性を整理できます。
弁護士責任主体、過失割合、損害項目、証拠、時効、示談リスクを初期評価できます。
保険・損害調査自賠責、任意保険、人身傷害、労災、健康保険の支払関係を分けて見られます。
労務・生活再建欠勤、時短、家事困難、通院負担、収入減少、福祉的支援の必要性を把握できます。
結論よい相談メールは、専門家の判断時間を増やします。事実と資料が整理されているほど、初回相談では争点、足りない資料、緊急対応、次に取るべき選択肢を確認しやすくなります。
Reference

参考文献・公的資料

交通事故後の記録、警察届出、医療、保険、相談制度を確認するための中立的な資料名です。

交通事故後の初動・警察届出

  • 警察庁「令和7年における交通事故の発生状況等について」
  • e-Gov法令検索「道路交通法」
  • 都道府県警察「交通事故を起こしたら」
  • 自動車安全運転センター「交通事故証明書の申請方法」

被害者支援・記録整理

  • 国土交通省「交通事故にあったときには」
  • 国土交通省「交通事故被害者ノート」
  • 独立行政法人自動車事故対策機構「自動車事故にあわれた方へ」
  • 警察庁「交通事故被害者サポート事業」
  • 全国被害者支援ネットワーク「全国共通ナビダイヤル」

保険・損害調査・医療

  • 国土交通省「自賠責保険・共済の限度額と補償内容」
  • 国土交通省「損害賠償を受けるときは」
  • 損害保険料率算出機構「当機構で行う損害調査」
  • 公益財団法人日弁連交通事故相談センター「公式サイト」
  • 公益財団法人交通事故紛争処理センター「公式サイト」
  • e-Gov法令検索「民法」
  • e-Gov法令検索「自動車損害賠償保障法」
  • 日本整形外科学会「むち打ち症」
  • 日本整形外科学会「外傷性頚部症候群」
  • 厚生労働省「高次脳機能障害者支援法関係通知について」
  • 厚生労働省「第三者行為災害のしおり」
  • 厚生労働省「主要様式ダウンロードコーナー」
  • 全国健康保険協会「第三者行為による傷病届」
  • 個人情報保護委員会「要配慮個人情報に関するFAQ」