キャリア面接・社内異動で語るストーリー
本人の希望ではなく、会社の課題と解決策として語ることが重要です。
法務から経営企画・CLOへ進む際の面接や社内異動希望では、「経営に興味があります」だけでは弱いです。次の構造で語ります。
15.1 悪い例
「契約審査だけではなく、もっと経営に近い仕事がしたいです。」
これは本人の希望であって、会社への価値が不明です。
15.2 良い例
「当社の新規事業では、個人情報、AI、外部委託、知財、広告表示が事業モデルに組み込まれています。私は法務担当として契約と規制対応を見てきましたが、法務レビューがローンチ直前に集中すると、事業設計の手戻りが大きくなります。今後は経営企画または新規事業企画の初期段階から入り、規制対応、契約、データ利用、収益モデル、リスク管理を一体で設計することで、ローンチ速度とリスク低減を両立させたいと考えています。」
この語り方では、本人の希望ではなく、会社の課題と解決策が示されています。
15.3 面接で示すべき実績
- 事業部門と協働して契約スキームを改善した例
- 法務リスクを経営会議向けに整理した例
- M&A、PMI、新規事業、規制対応の経験
- 外部弁護士費用や契約審査時間を改善した例
- 不祥事・紛争を再発防止策まで設計した例
- 取締役会・株主総会・ガバナンスに関与した例
- 会計・財務・戦略を学び、実務に適用した例