2σ Guide

DV被害者が
シェルターに入るまでの流れ

緊急時の安全確保、相談窓口、一時保護、民間シェルター、保護命令、子どもを連れた避難、証拠、生活再建までを、一般情報として一連の順番で整理します。

110番 差し迫った危険
#8008 DV相談ナビ
24時間 DV相談+の電話相談
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DV被害者が シェルターに入るまでの流れ

最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。

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DV被害者が シェルターに入るまでの流れ
最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。
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2σ GUIDE ・ VIDEO

  • DV被害者が シェルターに入るまでの流れ
  • 最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。

POINT 1

  • DV被害者がシェルターに入るまでの流れの全体像
  • 最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。
  • 危険が差し迫る場面では、準備より安全確保を優先
  • 危険の切迫性を判断
  • 相談機関で状況整理

POINT 2

  • DV被害者がシェルター利用を考える前に知るべき被害の範囲
  • DVは身体的暴力だけではなく、支配や隔離を含む幅広い被害として整理されます。
  • 身体的暴力
  • 心理的暴力
  • 経済的暴力

POINT 3

  • DV被害者のシェルターと一時保護の違い
  • 相談機能
  • 被害の内容、加害者の危険性、同伴児童、健康状態、避難先の有無などを聴き取り、次の支援につなげます。
  • 保護機能
  • 一時保護が必要と判断される場合、女性相談支援センターや委託先施設等と調整します。

POINT 4

  • DV被害者がシェルターに入るまでの標準的な手順
  • 1. 危険・不安の発生:暴力、追跡、脅迫、監禁、子どもへの危険などを感じている状態です。
  • 2. 生命・身体に差し迫った危険があるか:凶器、首絞め、具体的脅迫、外へ出られない状況、子どもへの危険などを確認します。
  • 3. 110番・警察署・交番へ:一般に、相談予約や荷物の準備よりも安全な場所につながることが優先されます。
  • 4. DV相談ナビ・DV相談+等へ:相談員が状況を聴き取り、一時保護や他の支援につなげます。

POINT 5

  • DV被害者がシェルター入所前に確認する持ち物と移動の注意
  • スマートフォンの位置情報
  • 位置情報共有、家族向けアプリ、共用アカウント、通知表示、ログイン履歴から所在や相談準備が推測される場合があります。
  • 車両・持ち物の追跡
  • 車のGPS、紛失防止タグ、かばんや子どもの持ち物に付けられた機器が問題になることがあります。

POINT 6

  • DV被害者のシェルター入所と弁護士相談・保護命令
  • シェルターは安全確保、弁護士相談は法的手続と相手方対応を扱います。
  • シェルターや一時保護は、安全確保と生活支援の制度です。
  • 一方、弁護士相談は、法的権利・手続・証拠・相手方対応を扱います。
  • 両者は別物ですが、DV事案では密接に連動します。

POINT 7

  • DV被害者が子どもを連れてシェルターに入る場合
  • 基本情報
  • 子どもの人数、年齢、性別、学校、保育園、幼稚園、療育、通院の状況を伝えます。
  • 被害状況
  • 子ども自身への暴力、暴言、脅しの有無、DVを見聞きしているかを整理します。

POINT 8

  • DV被害者がシェルター入所後に進める生活再建
  • 一時保護は終点ではなく、住居、収入、医療、子ども、法的手続へつなぐ段階です。
  • 本人の意思尊重
  • 法的整合性
  • 二次被害防止

まとめ

  • DV被害者が シェルターに入るまでの流れ
  • DV被害者がシェルターに入るまでの流れの全体像:最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。
  • DV被害者がシェルター利用を考える前に知るべき被害の範囲:DVは身体的暴力だけではなく、支配や隔離を含む幅広い被害として整理されます。
  • DV被害者のシェルターと一時保護の違い:一時保護、配偶者暴力相談支援センター、女性相談支援センター、民間シェルターの役割を分けて理解します。
  • 本動画は一般的な情報提供であり、法律上の助言ではありません。記載の数値・金額・期間は目安です。個別事情で結論は変わります。
Overview

DV被害者がシェルターに入るまでの流れの全体像

最初に、緊急時の行動と、相談から一時保護・生活再建までの大枠をつかみます。

いま暴力を受けている、追いかけられている、凶器を示された、閉じ込められている、子どもに危険が及んでいるなど、生命・身体に差し迫った危険がある場合は、一般に110番または最寄りの警察署・交番への避難が優先される対応とされています。緊急ではない警察相談では、最寄りの警察署や#9110が案内されています。

安全に電話やチャットができる状況で、相談先が分からない場合は、全国共通番号のDV相談ナビ #8008、またはDV相談+ 0120-279-889が入口になります。DV相談ナビは、発信地等から最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながる仕組みです。

次の重要ポイントは、緊急時に読むべき順番を表しています。命と身体の安全が最優先であるため、この一覧では上にある項目ほど先に確認する意味があります。どの番号や窓口に近い状況かを読み取り、無理に一人で判断し続けないことが重要です。

危険が差し迫る場面では、準備より安全確保を優先

証拠、荷物、書類の準備は有用な場合がありますが、加害者に気づかれそうな状況やすぐ逃げなければ危ない状況では、安全な場所につながることが先になります。

DV被害者がシェルターに入るまでの流れは、単に施設へ行く一本道ではありません。実務上は、危険の切迫性を判断し、相談機関で状況を整理し、一時保護の必要性を判断し、施設調整・移動・入所を行い、その後に法的手続と生活再建を並行する段階的な進み方になります。

次の一覧は、入所までに通ることが多い段階を並べたものです。読者にとって重要なのは、施設探しから始まるのではなく、危険度の確認と相談機関による調整から始まる点です。順番を見ることで、いま自分がどの段階の情報を集めるべきかを確認できます。

STEP 1

危険の切迫性を判断

生命・身体の危険が目前にある場合は110番や警察署・交番への避難が中心になります。安全に相談できる場合はDV相談ナビ、DV相談+、地域の相談窓口につながります。

STEP 2

相談機関で状況整理

暴力の種類、同居・別居、子ども、けがや脅迫、所持金、健康状態、避難先の有無などを相談員が確認します。

STEP 3

一時保護の必要性判断

生命や心身の安全を確保する必要性がある場合、女性相談支援センター等で一時保護につながることがあります。

STEP 4

施設調整と移動

一時保護施設、委託先施設、民間シェルター等への受入れ可否、同伴児童、医療、移動方法などが調整されます。

STEP 5

入所後の再建

保護命令、離婚、住民票支援措置、生活保護、就労、子どもの就学などを、相談員・自治体・警察・弁護士等と連携して進めます。

このページでは、日本国内の制度を前提に、相談前、相談時、入所判断、移動、入所後、保護命令・弁護士相談、生活再建までを整理します。シェルターの具体的所在地や運用上の細部は、安全確保のため公開されない、または地域・施設により異なります。

Section 01

DV被害者がシェルター利用を考える前に知るべき被害の範囲

DVは身体的暴力だけではなく、支配や隔離を含む幅広い被害として整理されます。

DVというと、殴る、蹴る、首を絞める、物を投げつけるなどの身体的暴力が想定されがちです。しかし、公的な説明でも、DVは身体的暴力に限られません。怒鳴る、無視する、生活費を渡さない、外で働くことを制限する、嫌がっている性的行為を強要することなども暴力に当たると説明されています。

次の一覧は、シェルター利用の前提となり得るDVの類型を整理したものです。殴られているかだけでなく、支配や監視によって安全な生活が壊されているかを見ることが重要です。各項目から、相談時にどの被害を伝えればよいかを読み取れます。

TYPE

身体的暴力

殴る、蹴る、突き飛ばす、首を絞める、物を投げる、髪を引っ張る、外傷を負わせるなどの行為です。

TYPE

心理的暴力

怒鳴る、人格を否定する、長時間無視する、子どもに危害を加えると脅す、交友関係や通信を監視する行為です。

TYPE

経済的暴力

生活費を渡さない、働くことを妨げる、借金を負わせる、通帳やカードを取り上げる、支出を過度に管理する行為です。

TYPE

性的暴力

性的行為を強要する、避妊に協力しない、中絶を強要する、性的画像を撮影・拡散すると脅す行為です。

TYPE

社会的隔離・支配

家族・友人・職場・支援機関との接触を妨げる、スマートフォンやSNSを監視する、外出を制限する行為です。

シェルター利用の検討で重要なのは、加害者の支配が強まり、逃げる意思を示したときに危険が増す場合や、精神的・性的・経済的暴力によって安全な生活が破壊されている場合も、支援の対象になり得るという点です。

次の比較表は、DV防止法や関連制度で問題になりやすい関係性を整理したものです。どの制度に当たるかは個別事情で変わるため、表では「どこが確認ポイントになるか」を読むことが重要です。相談機関や弁護士等へ伝える材料として使えます。

関係性制度上の確認点相談時の注意
法律上の配偶者配偶者暴力防止法の中心的な対象です。同居状況、暴力の内容、別居や離婚の見通しを整理します。
事実婚婚姻届を出していない事実婚も含まれると説明されています。生活実態、同居期間、家計や子どもの状況を確認します。
生活の本拠を共にする交際相手同法が準用される場面があります。同居の実態、生活拠点、暴力の継続性を伝えます。
生活の本拠を共にしない交際相手ストーカー規制法、刑事手続、民事手続、自治体支援などとの組み合わせが問題になります。つきまとい、脅迫、位置情報取得、性的画像の有無を整理します。
注意すべての交際関係が同じ法制度で扱われるわけではありません。個別の見通しや対応方針は、相談機関または弁護士等の専門家に確認する必要があります。
Section 02

DV被害者のシェルターと一時保護の違い

一時保護、配偶者暴力相談支援センター、女性相談支援センター、民間シェルターの役割を分けて理解します。

一時保護とは、被害者の生命や心身の安全を確保するために、緊急・短期的に安全な場所で保護する仕組みです。一時保護の目的は、単なる宿泊の提供ではなく、加害者から物理的に離れ、落ち着いて今後の方針を考え、法的・行政的・福祉的な支援につなげるための安全確保です。

次の比較表は、似て見える支援先の役割を整理したものです。読者にとって重要なのは、どこへ直接行くかではなく、相談機関が危険度や受入れ可否を確認しながら調整する点です。表の列から、各機関の役割と利用時の注意を読み取れます。

支援先・制度主な役割利用時の注意
一時保護生命や心身の安全を確保するため、緊急・短期的に安全な場所で保護する仕組みです。希望すれば必ず即時入れるホテル予約のような制度ではなく、危険性や受入れ状況を踏まえて調整されます。
配偶者暴力相談支援センター相談、相談機関の紹介、カウンセリング、緊急時の安全確保、一時保護、自立支援、施設利用、保護命令制度の利用支援を担います。地域により受付時間や支援の進み方が異なるため、つながった窓口で確認します。
女性相談支援センター困難な問題を抱える女性への支援に関する法律に基づき、相談や一時保護を担う都道府県の機関です。女性のDV被害、生活困難、同伴児童などを含めた包括的支援につながります。
民間シェルター民間団体が運営する、暴力を受けた被害者が緊急一時的に避難できる施設です。安全確保のため所在地は非公開であり、相談機関を通じた調整が原則です。
女性自立支援施設・母子生活支援施設一時保護後の生活再建、住居、子どもの生活支援などにつながる施設です。入所要件や支援内容は制度・地域・世帯状況で変わります。

配偶者暴力相談支援センターの流れは、危険を把握する相談機能、安全な避難につなぐ保護機能、法的・生活的支援につなぐ連携機能の三つが中核です。警察、福祉事務所、医療機関、学校、児童相談所、弁護士、法テラス等と連携することがあります。

次の一覧は、支援機関が確認する三つの機能をまとめたものです。機関名だけを覚えるより、どの支援がどの局面に対応するのかを理解することが重要です。相談時に、自分が安全確保、生活支援、法的対応のどこを求めているかを整理できます。

相談機能

被害の内容、加害者の危険性、同伴児童、健康状態、避難先の有無などを聴き取り、次の支援につなげます。

保護機能

一時保護が必要と判断される場合、女性相談支援センターや委託先施設等と調整します。

連携機能

警察、福祉、医療、学校、児童相談所、弁護士、法テラス等と連携し、避難後の課題を整理します。

Section 03

DV被害者がシェルターに入るまでの標準的な手順

危険の判断、相談窓口、危険度評価、一時保護、移動、入所後支援を順番に確認します。

DVから逃げる場面では、相談してから逃げるべきか、まず逃げるべきかで迷うことがあります。判断の基準は、いま危険が迫っているかどうかです。

次の判断の流れは、緊急性の有無によって最初の接続先が変わることを表しています。生命・身体への危険が近いときは相談予約や書類準備より安全確保が重要です。分岐の左右から、110番・警察へ向かう場面と、相談窓口から調整する場面を読み取れます。

最初に確認する安全判断

危険・不安の発生

暴力、追跡、脅迫、監禁、子どもへの危険などを感じている状態です。

生命・身体に差し迫った危険があるか

凶器、首絞め、具体的脅迫、外へ出られない状況、子どもへの危険などを確認します。

危険が切迫
110番・警察署・交番へ

一般に、相談予約や荷物の準備よりも安全な場所につながることが優先されます。

相談可能
DV相談ナビ・DV相談+等へ

相談員が状況を聴き取り、一時保護や他の支援につなげます。

次の表は、主な相談入口を役割ごとに整理したものです。窓口ごとに向いている場面が異なるため、読者にとっては「緊急通報」「警察相談」「DV相談」「法的相談」のどれが近いかを見分けることが重要です。各行から、いま使うべき入口の候補を読み取れます。

入口役割向いている場面
110番緊急通報暴力が進行中、追跡中、脅迫が切迫している場合
警察署・交番保護、被害申告、相談、関係機関への連携直接避難したい、被害届・告訴も考えたい場合
#9110緊急ではない警察相談DV・ストーカー等を警察に相談したいが110番ほど緊急ではない場合
DV相談ナビ #8008最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつなぐどこに相談すればよいか分からない場合
DV相談+ 0120-279-88924時間電話相談、チャット等夜間・休日、電話・チャットで相談したい場合
配偶者暴力相談支援センター相談、一時保護、自立支援、保護命令支援シェルター・一時保護・生活再建まで相談したい場合
女性相談支援センター女性支援新法上の相談・一時保護女性のDV被害、一時保護、生活再建の相談
法テラス・弁護士会法律相談、弁護士紹介、費用援助保護命令、離婚、親権、養育費、刑事告訴等を相談したい場合

次の時系列は、相談から入所後の支援計画までの順番を表しています。前後することはありますが、どの段階で何を確認されるかを知ると、相談時の不安を少し下げられます。順番から、危険度評価と施設調整が入所前に重要になることを読み取れます。

第1段階

危険が差し迫っているかを判断

暴力、凶器、具体的脅迫、監禁に近い状況、子どもへの危険、過去の重傷・首絞め・性暴力・待ち伏せなどを確認します。

第2段階

相談窓口につながる

家に帰るのが怖い、子どもと避難したい、安全な場所が必要などを伝えれば、相談員が順に確認します。

第3段階

聞き取りと危険度評価

関係性、暴力の内容、最近の悪化、けが、子ども、住居、収入、連絡手段、希望などを整理します。

第4段階

一時保護の要否判断と施設調整

生命・心身の安全確保の必要性、施設の受入れ状況、同伴者、医療・障害・年齢、加害者の危険性などを踏まえます。

第5段階

避難準備と持ち出し品

安全に持ち出せる範囲で身分証、子ども関係書類、薬、証拠、通信手段などを確認します。

第6段階

安全な移動

自力で相談機関へ行く場合もあれば、警察や支援機関が安全確保を考慮して調整する場合もあります。

第7段階

入所時の説明と生活上のルール

所在地や連絡先を外部に伝えない、SNS投稿や写真撮影に注意するなど、安全のための説明を受けます。

第8段階

入所後の支援計画

保護命令、被害届・告訴、離婚、子ども、健康保険、住民票、生活費、住居、医療、仕事を整理します。

Section 04

DV被害者がシェルター入所前に確認する持ち物と移動の注意

持ち出し品は役立ちますが、危険な状況では荷物より安全確保が優先されます。

避難準備は、危険を高めない範囲で行います。加害者に気づかれそうな場合や、すぐ逃げなければ危ない場合は、荷物より安全を優先します。所持金や身分証が十分でなくても、相談を諦める必要はありません。

次の表は、安全に持ち出せる場合に役立つことがある物を種類別に整理したものです。読者にとって重要なのは、持ち物を完璧にそろえることではなく、危険を増やさない範囲で優先順位をつけることです。右列から、各持ち物に伴う注意点を読み取れます。

種類注意点
身分関係運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポート、健康保険証、母子健康手帳、年金手帳、戸籍・住民票関係書類ない場合でも相談を諦めないことが重要です。
子ども関係母子健康手帳、保険証、医療証、薬、学校・保育園関係書類、療育・診断関係資料子どもの安全を最優先にします。
金銭・生活現金、通帳、キャッシュカード、印鑑、クレジットカード、鍵口座やカードの利用履歴から所在が推測される場合があるため、相談員に確認します。
医療常用薬、お薬手帳、診断書、眼鏡、補装具、生理用品薬は数日分でも有用な場合があります。
証拠けがの写真、診断書、録音、脅迫メッセージ、日記、警察相談記録、壊された物の写真証拠収集のために危険な場所へ戻らないことが重要です。
通信スマートフォン、充電器、予備端末、重要連絡先メモ位置情報共有、家族アカウント、GPSタグに注意します。
最小限の生活品着替え、子どもの服、下着、ミルク、哺乳瓶、紙おむつ施設で制限がある場合もあります。

移動方法は、事案の危険性により変わります。自力で相談機関へ行く場合もあれば、警察や支援機関が安全確保を考慮して調整する場合もあります。

次の一覧は、避難時に位置情報や連絡履歴から居場所が知られるリスクを整理したものです。移動経路や避難先が知られると安全に直結するため、通信・乗り物・端末の確認が重要です。どの経路から情報が漏れる可能性があるかを読み取って、相談時に伝える材料にできます。

スマートフォンの位置情報

位置情報共有、家族向けアプリ、共用アカウント、通知表示、ログイン履歴から所在や相談準備が推測される場合があります。

車両・持ち物の追跡

車のGPS、紛失防止タグ、かばんや子どもの持ち物に付けられた機器が問題になることがあります。

金融・交通の履歴

口座、クレジットカード、交通系ICカードの利用履歴から移動先が推測される場合があります。

SNSと写真

投稿、写真の背景、位置情報、友人の投稿から施設や地域が特定されるおそれがあります。

重要令和7年改正後は、いわゆる紛失防止タグによる位置情報の無承諾取得も、GPS機器等と同様に禁止行為の対象とされています。具体的な法的評価は個別事情で変わるため、警察や弁護士等へ確認する必要があります。
Section 06

DV被害者が子どもを連れてシェルターに入る場合

同伴児童の受入れ、面前DV、学校・保育園、親権・面会交流を整理します。

一時保護では、同伴した子どもと一緒に安全に生活できる場合があります。ただし、施設により、受け入れる子どもの性別や年齢に制限がある場合があると説明されています。子どもを連れて避難する場合は、相談時に子どもの人数、年齢、性別、学校や保育園、通院、薬、障害、アレルギーなどを伝えると調整が進みやすくなります。

次の一覧は、子どもを連れて避難する相談時に伝える情報を整理したものです。読者にとって重要なのは、同伴児童の情報が受入れ先や移動方法の調整に直結する点です。各項目から、相談前に安全な範囲で思い出しておく内容を確認できます。

基本情報

子どもの人数、年齢、性別、学校、保育園、幼稚園、療育、通院の状況を伝えます。

被害状況

子ども自身への暴力、暴言、脅しの有無、DVを見聞きしているかを整理します。

健康情報

持病、薬、障害、アレルギー、妊娠中の本人の健康状態などを伝えます。

連れ去りリスク

加害者が子どもを連れ去る、学校へ押しかける、親族宅へ行く可能性を伝えます。

持ち出し書類

母子健康手帳、保険証、医療証、学校関係書類を持ち出せるかを確認します。

政府広報オンラインは、子どもがいる家庭で両親の間の暴力行為が発生した場合、子どもが直接目撃するかどうかにかかわらず、児童虐待の中の心理的虐待に当たるおそれがあると説明しています。暴力のある家庭環境に子どもが置かれること自体が、子どもの安全と成長に重大な影響を与える可能性があります。

次の表は、子どもを連れて避難した後に問題になりやすい法的・生活上の論点です。子どもの安全、学校、親権、面会交流は相互に関係するため、早い段階で整理することが重要です。表から、相談員・学校・弁護士等に確認する論点を読み取れます。

論点主な内容確認先の例
監護者別居後の子どもの生活を誰が担うか、加害者が引渡しを求める可能性を整理します。弁護士、家庭裁判所、相談員
学校・保育園転校、就学、住所秘匿、送迎時の安全、加害者からの問い合わせ対応を検討します。学校、教育委員会、自治体、警察
面会交流実施するか、実施する場合の安全措置を検討します。弁護士、家庭裁判所、相談員
費用と手当養育費、婚姻費用、児童手当、児童扶養手当を確認します。弁護士、自治体、福祉事務所
保護命令子への接近禁止命令、子への電話等禁止命令が問題になる場合があります。弁護士、配偶者暴力相談支援センター、警察
Section 07

DV被害者がシェルター入所後に進める生活再建

一時保護は終点ではなく、住居、収入、医療、子ども、法的手続へつなぐ段階です。

シェルターや一時保護は、危機から離れるための重要な制度ですが、永続的な住居ではありません。入所後は、安全を確保したうえで、次の生活拠点、収入、子どもの就学、医療、法的手続を整える段階に移ります。

次の表は、入所後の生活再建で整理されやすい課題、主な相談先、支援内容を並べたものです。読者にとって重要なのは、法的安全だけでなく生活基盤を同時に整える必要がある点です。各行から、どの相談先につなぐべきかを読み取れます。

課題主な相談先内容
当面の生活費福祉事務所、自治体窓口、相談員生活保護、生活福祉資金、各種手当
住居女性相談支援センター、福祉事務所、自治体住宅担当女性自立支援施設、母子生活支援施設、公営住宅、民間賃貸等
就労ハローワーク、自治体、支援団体職業紹介、職業訓練、就労支援
医療医療機関、自治体、相談員けが、PTSD、不眠、妊娠、性被害、子どものケア
子どもの学校教育委員会、学校、相談員転校、就学、住所秘匿、通学安全
法的手続弁護士、法テラス、家庭裁判所、地方裁判所保護命令、離婚、婚姻費用、親権、養育費、告訴等

避難後に大きな不安となるのが、住民票を移すと加害者に住所を知られるのではないかという点です。新しい生活を始めたい場合、全国の市区町村において被害者保護のための支援措置が実施されており、転入手続きと同時に市区町村窓口で支援措置の申出を行うよう説明されています。

住民票支援措置では、警察、配偶者暴力相談支援センター、児童相談所等の意見を聴いて必要性を確認し、加害者からの請求・申出について閲覧や交付をしない等の対応が行われます。住民票を移せない場合でも、生活保護、児童手当、国民健康保険などを実際に居住する自治体で相談できる場合があります。

次の一覧は、専門的に見た良い支援計画の条件をまとめたものです。支援計画が一時保護で終わらないこと、本人の意思を尊重しながら危険性を下げることが重要です。各項目から、相談時に支援が途切れていないかを確認できます。

POINT

安全性

避難先、移動経路、通信手段、子どもの学校、職場、裁判所書類、住民票、SNS、医療機関、金融機関で居場所が漏れないかを確認します。

POINT

継続性

一時保護で終わらず、退所後の住居、収入、医療、子どもの教育、法的手続につながることが必要です。

POINT

本人の意思尊重

支援側が選択を押し付けるのではなく、情報を提供し、リスクを説明し、本人が選べる形にすることが重要です。

POINT

法的整合性

避難、子ども、財産、住所、裁判所手続、刑事手続は相互に影響するため、専門家への確認が重要です。

POINT

二次被害防止

支援者、職場、学校、親族、行政窓口がDVの構造を理解し、不適切な対応で被害者を孤立させないことが必要です。

Section 08

DV被害者のシェルター入所と証拠の考え方

入所判断と、保護命令・離婚・刑事手続での証拠の位置づけを分けて考えます。

シェルターや一時保護に関して、証拠がないと入れないのではないかと不安になることがあります。実際には、一時保護の判断は、被害者の話、危険性、状況、同伴者、警察・医療・相談履歴等を総合して行われます。診断書や写真があれば有用なことはありますが、証拠集めのために危険な住居へ戻るべきではありません。

次の一覧は、安全に確保できる範囲で保存されることがある資料を整理したものです。読者にとって重要なのは、証拠が法的手続で役立つ一方、収集そのものが危険を高める場合がある点です。各項目から、無理なく保存できる可能性がある資料を確認できます。

1

けが・医療

けがの写真、診断書、通院記録、受診メモなどです。

医療記録
2

物の破損

壊された物、部屋の状況、破れた衣服の写真などです。

状況記録
3

脅迫・連絡

脅迫メッセージ、メール、SNS、留守電、通話履歴などです。

通信記録
4

日時のメモ

暴力の日時・場所・内容、警察相談、DV相談、医療機関受診の記録です。

時系列
5

経済的支配

通帳、家計、借金、生活費不払い、カード管理などを示す資料です。

生活資料

保護命令、離婚、慰謝料、刑事手続では、証拠の重要性が高まります。裁判所の説明では、保護命令申立てにあたり、暴力・脅迫を受けたことを証明する資料として、診断書、受傷部位の写真、本人や第三者の陳述書等が例示されています。また、今後暴力・脅迫を受けて生命または心身に重大な危害を受けるおそれが大きいことを証明する資料として、診断書、陳述書、電子メールや手紙の写し等が例示されています。

安全優先録音・撮影・データ保存は、加害者に見つかると危険が増すことがあります。安全な保存先、クラウド共有設定、端末の位置情報、アカウント共有について、相談員や弁護士に確認することが望まれます。
Section 09

DV被害者がシェルター相談時に伝える事項と弁護士への質問

話がまとまらないときでも、優先して伝える情報を分けて整理します。

相談するとき、緊張や恐怖で話がまとまらないことがあります。安全にメモできる場合は、今いる場所、加害者の位置、直近の暴力、子どもの状況、所持金、身分証、住民票、法的手続への希望などを整理しておくと、相談員が状況を把握しやすくなります。ただし、メモ作成自体が危険な場合は作成しないでください。

次の表は、相談窓口で伝えるとよい事項を分野ごとにまとめたものです。読者にとって重要なのは、すべてを完璧に話すことではなく、安全判断に必要な情報から伝えることです。左列の分野ごとに、何を思い出せばよいかを読み取れます。

分野伝える事項
安全今いる場所は安全か、加害者は近くにいるか、直近で暴力・脅迫があったか、凶器、首絞め、監禁、性暴力、自殺他害の脅しがあるか。
健康けが、妊娠、病気、障害、薬があるか、医療機関を受診したか。
通信・追跡スマートフォンや車にGPS、位置情報アプリ、紛失防止タグがある可能性。
家族・子ども子どもの人数、年齢、性別、学校、保育園、通院、薬、障害、アレルギー、子どもへの暴力や連れ去り可能性。
生活所持金、通帳、カード、身分証、健康保険証の有無、安全な実家・友人宅の有無、職場や学校へ加害者が来る可能性。
法的手続離婚、別居、婚姻費用、養育費、保護命令、被害届・告訴、証拠、避難先を知られたくない事情。

弁護士相談は時間が限られるため、事前に質問を整理すると効果的です。特にDV事案では、避難先住所の秘匿、子ども、保護命令、相手方との連絡遮断、刑事手続が安全に関係します。

次の一覧は、弁護士相談で確認されやすい質問を分野別に整理したものです。相談時間を有効に使うため、どの分野の不安が強いかを絞ることが重要です。各項目から、保護命令、離婚、子ども、刑事手続の質問候補を読み取れます。

保護命令

申立てと住所秘匿

申立て可能性、求める命令、相談記録、必要な証拠、避難先住所を申立書や証拠に書かない配慮を確認します。

離婚・別居

直接連絡しない方法

離婚調停、婚姻費用、職場・親族・学校への連絡、財産分与、慰謝料、住宅ローン、借金、離婚届不受理申出を確認します。

子ども

監護・面会交流

子どもを連れて避難した後の監護、親権、面会交流、引渡し請求、学校への説明、住所秘匿、養育費を確認します。

刑事手続

被害届・告訴・示談

被害届と告訴の違い、傷害・暴行・脅迫・不同意性交等・ストーカー規制法違反等の可能性、診断書・写真・録音・メッセージの使い方、釈放後の安全対策を確認します。

Section 10

DV被害者のシェルター支援で関わる専門職・機関

DV支援は単独機関では完結せず、安全、福祉、医療、法律、教育が連携します。

DV被害者がシェルターに入るまでの支援は、単独機関で完結しません。警察、配偶者暴力相談支援センター、女性相談支援センター、民間シェルター、福祉事務所、医療機関、学校、弁護士、法テラス、裁判所などが、それぞれ異なる役割を担います。

次の表は、主な機関・専門職の役割分担を整理したものです。読者にとって重要なのは、一つの窓口だけで全てが終わらない一方、相談機関を通じて連携が進むことです。表から、どの問題をどの機関に確認するかを読み取れます。

機関・専門職主な役割留意点
警察緊急保護、被害申告、加害者対応、ストーカー・DV事案への対応差し迫った危険は110番。緊急でない相談は#9110等です。
配偶者暴力相談支援センター相談、一時保護、自立支援、施設利用、保護命令支援地域により実施業務・受付時間が異なります。
女性相談支援センター女性支援新法に基づく相談・一時保護都道府県に設置され、面接・巡回相談等がある場合もあります。
民間シェルター緊急一時避難、相談、自立支援所在地は非公開で、相談機関を通じた調整が原則です。
福祉事務所・自治体生活保護、手当、住居、住民票支援措置、国民健康保険等居住実態や安全性を踏まえて個別相談します。
医療機関けが、性被害、妊娠、PTSD、不眠、診断書受診記録は証拠にもなり得ます。
学校・教育委員会子どもの就学、安全確保、転校・通学配慮加害者への情報漏えい防止が重要です。
弁護士保護命令、離婚、親権、婚姻費用、養育費、刑事告訴、住所秘匿DV・家事事件・犯罪被害者支援に理解のある弁護士につながることが重要です。
法テラス法制度案内、弁護士紹介、法律相談援助、費用援助DV等被害者法律相談援助制度等を確認します。
裁判所保護命令、家事調停・審判、訴訟中立機関であり、個別の法律相談はできません。

逃げる前の相談では、加害者に気づかれずに安全に連絡すること、危険度を見極めること、最小限の持ち出し品を確認すること、子どもや仕事の安全を考えることが中心です。逃げた後の相談では、居場所の秘匿、保護命令、生活費、住民票、学校、医療、法的手続、長期住居が中心になります。

連絡対応避難直後、加害者が謝罪する、泣く、自殺をほのめかす、子どもを返せと言う、親族や友人を通じて連絡する、職場へ連絡することがあります。直接対応すると居場所の特定や再暴力につながるおそれがあるため、返信前に相談員、警察、弁護士へ確認することが望まれます。
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DVシェルター入所に関するよくある質問

誤解されやすい点を、一般情報として整理します。具体的な対応は個別事情により変わります。

Q1. 直接シェルターへ行けば入れますか。

一般的には、住所が公開されている施設へ直接行って入所する仕組みではなく、相談機関を通じて危険性と受入れ可否を確認し、必要な場合に一時保護や施設利用の調整が行われるとされています。ただし、地域、施設、同伴者、健康状態、危険性によって進み方は変わります。具体的な対応は、配偶者暴力相談支援センター、女性相談支援センター、警察等へ相談する必要があります。

Q2. 所持金がありません。それでも相談できますか。

一般的には、所持金がない場合でも相談窓口につながれる場合があります。DV被害では、生活費、通帳、カード、身分証を加害者が管理していることがあり、経済的暴力や支配の一部となる可能性があります。ただし、避難後の生活費、生活保護、各種手当、貸付制度の利用可否は個別事情で変わります。具体的には、相談員、福祉事務所、自治体窓口等へ確認する必要があります。

Q3. 子どもを連れていけますか。

一般的には、一時保護で同伴した子どもと一緒に安全に生活できる場合があります。ただし、施設により受け入れる子どもの性別や年齢に制限がある場合があり、子どもの人数、年齢、健康状態、学校・保育園、加害者が子どもを連れ去る可能性によって調整は変わります。具体的な受入れや安全確保は、相談機関へ早めに伝えて確認する必要があります。

Q4. 男性被害者や同性カップルでも相談できますか。

一般的には、DV相談は性別にかかわらず可能と説明されています。また、保護命令について男性被害者も申立てできること、同性カップル間の暴力についても対象となった例があることが説明されています。ただし、実際の一時保護施設は女性向けの運用が中心の地域もあるため、具体的な安全確保方法は相談機関に確認する必要があります。

Q5. まだ離婚すると決めていません。シェルターに入れますか。

一般的には、一時保護の目的は離婚の意思を固めた人だけを保護することではなく、生命・心身の安全確保にあるとされています。ただし、別居を続けるか、戻るか、離婚を検討するかは、危険性や支援体制によって判断が変わります。具体的な見通しや対応方針は、安全が確保された後に相談機関や弁護士等へ相談する必要があります。

Q6. 相談したことが加害者に知られませんか。

一般的には、配偶者暴力相談支援センター等の相談窓口では相談者の秘密が守られると説明されています。ただし、スマートフォンの通話履歴、ブラウザ履歴、GPS、家族共有アカウント、通知表示、郵便物、銀行利用履歴等から、相談や避難準備が推測される可能性があります。具体的には、安全な端末・場所・連絡手段について相談員へ確認する必要があります。

Q7. 保護命令を取ればシェルターに入らなくて済みますか。

一般的には、保護命令は加害者に一定行為を禁止する裁判所の命令であり、避難先そのものではありません。物理的な安全、加害者の行動、職場、住居、親族への接触可能性によって、一時保護や別の安全確保が必要になる可能性があります。具体的な対応は、相談機関、警察、弁護士等と資料を整理したうえで検討する必要があります。

Q8. 精神的DVだけでは保護命令は無理ですか。

一般的には、令和6年改正により接近禁止命令等の対象は拡大されていますが、すべての精神的DVやモラル・ハラスメントがそのまま保護命令の要件を満たすわけではありません。具体的言動、脅迫該当性、心身に重大な危害を受けるおそれ、証拠関係によって結論は変わります。個別の見通しは、弁護士や配偶者暴力相談支援センター等へ相談する必要があります。

Q9. ペットを連れて逃げられますか。

一般的には、ペットへの対応は施設や地域によって異なります。ペットを置いていくことが避難を妨げることもあるため、早い段階で相談員に伝えることが大切です。ただし、同行可否、預け先、動物保護団体、親族・友人、自治体制度の利用可否は個別に変わります。危険な状況では、まず人の安全確保が優先される対応とされています。

Q10. 仕事や学校に行き続けられますか。

一般的には、仕事や学校を続けられるかは危険性によって変わります。加害者が職場や学校へ押しかける、待ち伏せる、連絡する可能性がある場合、勤務先、学校、保育園、教育委員会、警察、弁護士との連携が必要になることがあります。具体的な安全措置は、保護命令の対象や通勤・通学経路、加害者の行動を踏まえて相談する必要があります。

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DV被害者がシェルターに入るまでの流れのまとめ

安全確保、相談、調整、入所後支援の順番を最後に確認します。

DV被害者がシェルターに入るまでの流れは、概ね、危険の判断、相談窓口への接続、危険度評価、一時保護の必要性判断、施設調整、安全な移動、入所、法的・生活的支援という段階で進みます。

ただし、実際の支援は一人ひとり異なります。暴力の内容、加害者の危険性、子ども、健康、所持金、住民票、職場、学校、証拠、離婚意思、保護命令の必要性など、多くの事情が関係します。

次の重要ポイントは、このページ全体から読み取るべき三つの結論を整理したものです。読者にとって重要なのは、危険時の初動、シェルターの調整方法、入所後の支援が別々の論点であると理解することです。各項目を、次に相談するときの確認軸として使えます。

迷った時点で、相談してよい問題です

危険が差し迫っている場合は110番・警察へつながること、シェルターは直接探して行く場所ではなく相談機関を通じて安全に調整される場所であること、入所後は保護命令、離婚、子ども、住民票、生活費、住居などを支援機関と弁護士等の助力を得ながら整理することが大切です。

暴力から離れることは、相手を裏切ることではありません。生命と心身の安全を守るための正当な行動です。閲覧履歴や通信履歴を監視されている可能性がある場合は、安全な端末・場所から相談先へつながることも重要です。

Reference

参考資料・出典

公的機関・制度情報

  • 警察庁「ご意見、各種相談・情報提供等」
  • 内閣府男女共同参画局「DV相談について」
  • 政府広報オンライン「DVに悩んでいませんか。一人で悩まず、お近くの相談窓口に相談を」
  • 内閣府男女共同参画局「配偶者暴力相談支援センター」
  • 内閣府男女共同参画局「女性相談支援センター」
  • 内閣府男女共同参画局「民間シェルター」
  • 厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援」
  • 内閣府男女共同参画局「配偶者暴力防止法」
  • 内閣府男女共同参画局「配偶者から逃げたい」
  • 内閣府男女共同参画局「新しい生活を始めたい」
  • 内閣府男女共同参画局「住居の確保」

法律相談・裁判手続

  • 法テラス「DV等被害者法律相談援助」
  • 内閣府男女共同参画局「法律相談/DV等被害者法律相談援助制度」
  • 日本弁護士連合会「法律相談」
  • 内閣府「改正配偶者暴力防止法の施行について」
  • 政府広報オンライン「保護命令制度」
  • 東京地方裁判所「配偶者暴力等に関する保護命令の申立てについてQ&A」
  • 内閣府男女共同参画局「配偶者暴力防止法の令和7年一部改正法情報」